第11話初めてのボス戦
ダンジョン誕生から4日目
正吾は今ボス部屋の前にいる。
正吾は昨日の2時間をレベリングに費やしていた。その結果
――――――――――――――――――――
ステータス
名前:神林正吾 レベル24
HP2400(2400)MP:2400(2400)
《スキル》 SP:60
早熟 解体
鑑定 洗浄
空間収納
索敵
マップ
《魔法》
ヒール
《装備品》
ジャージ上
ジャージ下
ランニングシューズ
西洋剣
取得可能スキル・魔法
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
取得可能スキル・魔法
投石術SP10
暫撃SP15
並列思考SP20
威圧SP15
ファイヤボールSP10
ウォーターボールSP10
エアボールSP10
ロックボールSP10
ヒール➡エリアヒールSP15
――――――――――――――――――――
と、なっていた。
(取得可能スキル・魔法のSPが高くなっているのは、おそらく『初心者セット』以外で2回目だからだろう。)
そして今、ボス戦に挑もうとしている。
まず取得可能スキル・魔法から《暫撃》と《ファイヤボール》をとり、壁に試し撃ちをする。暫撃は剣を振ると長さ1mの刃ができ、飛んでいく。《ファイヤボール》は、『ファイヤボール』と唱えると、目の前にバスケットボール程の火球ができ、飛んでいく。どちらも10m程飛ぶと消えた。
正吾は『空間収納』から日本刀を取り出して、西洋剣から日本刀に持ち替える。日本刀は直ぐに刃が欠けるため、長く使うのに向かないのでレベリングの時は西洋剣を使っていた。
持ち替えると日本刀を構えてボス部屋にはいる。
ボス部屋に入ると今まで暗かった部屋が一気に明るくなり、その部屋の真ん中に何時ものビッグマウスの3倍位のビッグマウスがいた。
正吾か刀を構えたまま左手の手のひらをボスのビッグマウスに向けて『ファイヤボール』を撃ち込む。それは、ボスビッグマウスに直撃する。
しかし、『ファイヤボール』はボスビッグマウスにはほとんど聞いておらず、ボスの毛を焼いただけだった。
すると、ボスビッグマウスは正吾に向かって突っ込んできた。
正吾は、それを避ける。
「『ファイヤボール』」
「《暫撃》」
今回のファイヤボールは撹乱のためで、撃った。ファイヤボールは避けられるが暫撃は命中する。暫撃はボスの腹を深さ5cmで30cm程切るも、ボスにはほとんどダメージが入っていなかった。
また、ボスが正吾に向かって突っ込んでくる。今度はそこに向けて
「《暫撃》」
暫撃を撃つと同時に避ける。
そしてボスの方を見る。
「やったか?」
暫撃によりボスは半分になっていた。
暫撃の威力とボスが突っ込む力が合わさってだろう。
すると、ダンジョンが2,3回光った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます