第7話裏庭ダンジョンの攻略(1)

ダンジョンを発見した翌日、正吾は自宅の裏庭にあるダンジョンに昨日作った剣を腰につけ、反対側の腰に投げナイフを5本つける。予備として日本刀を空間収納に入れておく。


「よし、行こー」


と言ってダンジョンに入っていった。ダンジョンの中は前回と同じである程度明るくしかいは確保出来たので進んで行く。その時に初心者セットで得たマップと索敵を使ってみた。すると、目の前に半径5メートルで地図がでてきた。更に視覚や嗅覚、聴覚とは別の感覚がして、道の先から何かが来ていると感じた。誠也は剣を構えて、前方を警戒する。


しばらくすると、ビッグマウスが出てきた。正吾が認識するのと同時にビッグマウスは正吾に向かって走ってきた。正吾は横に避けて首もとを剣で切りつける。剣はビッグマウスの首をなかばまで切り裂いていた。神経を断ち切ったため一撃でしとめていた。


剣についた血をぬぐつて鞘にしまい、ビッグマウスを空間収納にしまいまた先に進んで行く。進むに連れてマップの地図が大きくなっていった。


30分そうやって進んで行くと索敵スキルに今までとは違う感覚があった。正吾は警戒を更に強めるすると前方から2匹のビッグマウスが出てきた。


正吾は2匹のビッグマウスを上手くあしらい、まず1匹の首に剣をたたき込む。それで1匹を倒すともう1匹の突進を躱し、首に剣を突く事で2匹をたおした。


「やっぱり、2匹以上で出てくるよなー」


「そろそろステータス確認しよー。『ステータスオープン』」


――――――――――――――――――――

ステータス

名前:神林正吾      レベル5

HP:350 MP:300

《スキル》      SP:20

早熟

鑑定

空間収納

索敵

マップ


《魔法》


装備品

ジャージ上

ジャージ下

ランニングシューズ

西洋剣



取得可能スキル・魔法

――――――――――――――――――――


(おー、レベル5まで上がってるじゃん。取得可能スキル見てみよ)


そー言って『取得可能スキル』を手で触る。


――――――――――――――――――――

取得可能スキル・魔法

解体SP10

投石術SP5

洗浄SP5


『ファイヤボール』SP5

『ウォーターボール』SP5

『エアボール』SP5

『ロックボール』SP5

『ヒール』SP5

――――――――――――――――――――


(ん~、とりあいず『ヒール』と『洗浄』。あと『解体』を取っとこう)


そしてステータスは


――――――――――――――――――――

ステータス

名前:神林正吾      レベル5

HP:350 MP:300


《スキル》    SP:0

早熟    解体 

鑑定    洗浄  

空間収納    

索敵

マップ


《魔法》

ヒール


《装備品》

ジャージ上

ジャージ下

ランニングシューズ

西洋剣



取得可能スキル

――――――――――――――――――――


(新しいスキル試しとくかー)


まず2匹の内の1匹に解体を使うすると、綺麗に革を剥ぎ、肉を切り分けていた。無意識に。正吾は思わず


「すげー」


と声を漏らした。

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