真実はいつもひとつ! なわけあるか~~い!! な快作の登場です……!

「第三幕 扉は開かれたまま」までの感想となります。

科捜研が舞台ということで、真っ先に思い浮かぶのはかの某テレビドラマでしょうか。しかしこちらはキャラミスと銘打っているだけあって、とんでもなく濃ゆ~~いキャラが目白押しです。
そんな彼ら彼女らのやり取りを眺めているだけでも十二分に楽しいのですが、今までも数々のシリーズや短編でミステリのコードスレスレの超絶アクロバットを連発してきた作者様のこと、今作では驚異的どんでん返しは控え目にしつつ、しっかりミステリの骨格は備えてあります。むしろ真相すら捏造? してしまう心理係の暗黒面に、さる無謬の銘探偵の姿を重ね合わせて、より楽しむことができました。
現在三つのエピソードが公開中ですが、今後も新キャラや新たな展開で我々の度肝を抜いてくれることを期待しております……!

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