呪物公園

作者 ぴぃた

人の絶望と希望が立体交差する。

  • ★★★ Excellent!!!

物語のキーアイテムである呪物。
これは文字通り、曰く付きの物です。

ただ、これを使った者すべてが悲劇的な運命を辿ったのかといえば、
そうではなく救済された者さえいると感じました。

いや、救われた者のほうが多い気がします、人生の中で感じる、不条理、理不尽、虚無、孤独……そして絶望。

おそらく、この作品の登場人物は呪物を偶然手にしたわけではなく、
必然的に望んで呪物を手にしたのだと思われます。

オムニバス形式ですが、ぜひ1話から読んでください、事細かな人間関係の輪郭が浮かび上がってきます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

私はあまりホラーやオカルトに興味のない人間です。
幽霊や怨霊なんて実体のないものより、生きた人間の方がよほど怖いと思うから。

お話はオムニバス形式で進行します。
『呪物』という、恐ろしい力を宿した… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

 スクリーンの幕が上がる。すると、そこに広がるのは毒々しいまでに赤く染まった夕空。視線を落とせば、どこででも見かける平凡な街並みが、今にも闇に呑み込まれそうに沈み、佇んでいる。
 たとえば、そんな印… 続きを読む

ネームレスさんの他のおすすめレビュー 4