兄弟が幼少期から成長する話を描きながら、そこで起こる悲しい出来事とその後の顛末を語っています。弟の心情と共にすらすらと読める良い文章でした。そしてその後はドキッとする展開。そして苦く苦しい結末へ向かう。果たして、この後はどういうことになってしまうのか?謎と共に想像力が漲る。重苦しい物語ではありますが、非常に良く出来ています。ありがとうございました。
むじなさんこういうものも書けたのか。 と思わずつぶやいてしまった。 それほどに此処で描かれる物語の衝撃は強く、痛みは鋭かった。 弟がいる身としては、彼が善良で人を陥れることをしない優しい人間であったことを感謝せずにはいられない。 これは読む地獄だ。
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