超絶美少女クズ天使とクズ不良一般人男コンビがもがき戦う異能バトルもの

※なろう版の二章までを読み進めていたので、こちらでの掲載ということで同じく二章終わりまでの感想になります。

神の力に並ぶ異能を奪い、人間界へと逃げてきた隻翼の天使アロイゼと、その現場に偶然居合わせた自称クズ不良の樋田可成。その後起きた事故から、奪ってきた神の異能である『燭陰の瞳』がなぜか可成の瞳に宿ってしまう。

という流れから、天使や神と並ぶ能力を持つものたちとの戦いがはじまります。

アロイゼと可成の互いにクズ同士の夫婦漫才のようなギャグパートと、立ちはだかる敵との容赦ない状況のなかでの、持てる限りの力と知恵を振り絞った熱いバトルが繰り広げられます。『燭陰の瞳』という異能を持ちながらもただの不良でしかない可成は、どうしようもない事態でも、何度死に目にあおうとも、自己嫌悪に陥ろうとも、立ち上がり、徹底的に頭を使って、自身と敵の能力を逆手に取り全力でぶち当たります。その姿は物語のヒーローへと次第に重なり、思わず目頭が熱くなってしましました。

絶望から這い上がり、立ち向かう可成と、そんな可成に命を預けタッグを組んで戦う天使アロイゼの二人の姿を是非ご覧ください!