1度でいいから誰かに愛されたかった白雪姫

自由を奪われ監禁され続ける人生。
彼女が愛した人は――――

身体が身体でなくなってしまってから見つけだした愛。
山の中でひっそりと自分を愛してくれる人を待ち続け――――
悲しいけれど、残酷だけれど、彼女は王子様を見つけ出せた。
目を伏せたくなる数々の行為。
それでも読後感は気持ち悪くならなかった不思議。

辛かったでしょう。でも……良かったね。
最後にギュッと抱きしめたい。

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