静かで美しくて、恐ろしい救済

罪があればどんな形であれ、罰がある。彼らに寄り添って救うカウンセラーは自分の血でそれを雪ぐように、少し壊れていくけれど、綺麗事を越えた優しさと許しがある。
淡々としているのに綺麗な文章で描かれるひとの心は本当に繊細で、すごい、すごい小説です