秀逸な設定だと思いました。どこか淡々と語られる中に、激しい感情が込められています。
何か書きます。西洋史とかクラシック音楽とかが好き。
板野さんがSF競作として宣伝されていたので興味を持って拝読しました。合成音声のモデルとなった今は亡き女性の元夫による述懐。という掌編として捉えれば、話の筋は通っていて面白いのですが……。「…続きを読む
初音ミクなどの人気ボーカロイドにも、声の提供者がいて、彼女たちはしばしばボカロイベントに出演するらしい。「ミクさんから仕事をもらっている」人が声優であることを、私はボカロファンの知人から教わる…続きを読む
言葉とは不思議なもので、意味とは別に音声によって拒否しようもなく湧き上がってくる感慨がある。作者の赤坂さんはイギリス在住の英語話者だが、かの国の言葉は出身階層、地域、歴史と個人史を言葉の中に容赦な…続きを読む
本作を読み終わった際、ほぼ反射的に★3つを付けると同時に、数年前に話題になった「ペットのクローン」を扱ったビジネスの事を思い出した。当時そのニュースを目にした私は、正体不明の恐怖を感じたものだった…続きを読む
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