秀逸な設定だと思いました。どこか淡々と語られる中に、激しい感情が込められています。
何か書きます。西洋史とかクラシック音楽とかが好き。
男性が女性を愛する時に、もっとも重要なのはその人の「声」である、という主張も一部にはあります。そうでなくても、愛する人の声というのは誰かにとって特別なものでしょう。それが、自分だけのものでなくな…続きを読む
板野さんがSF競作として宣伝されていたので興味を持って拝読しました。合成音声のモデルとなった今は亡き女性の元夫による述懐。という掌編として捉えれば、話の筋は通っていて面白いのですが……。「…続きを読む
めちゃくちゃ素晴らしかったです。いや、ほんと。短編小説としての完成度がすばらしい
自動音声。機械的でどこか無機質な印象を覚える声。でも、生成されたその声は、どこかの血のある誰かのものである。あたりまえのことだ。大多数のユーザーは、元の音声の主の事情なんて知らない。あぁ、…続きを読む
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