どんな世界にいるのか、今、どうゆう状況なのか、分からない。想像するしかない。でも、二人の二面世界が全てで、それはきっと、それでいいと思う。背景はないのかもしれないけど、文章はとても緻密で流麗だ。とてもリアリティのある、吐息が聞こえそうな登場人物。ステキだなあって、さちは思いました。
不思議な世界観です。わずかな手がかりで、後は、読み手の想像でふくらませてみましょう。彼女の意味深な言葉から背景をあれこれ考えると、ドキュメンタリーにもSFにも思えてくるかも知れません。何パターン想像できるか、考えてみると面白いと思います。この物語をお借りして、想像力を鍛えてみましょうか。
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