朝焼けの空と星降る空を翔けるのは……。

やさしいクレヨン画の絵が見えるようなおはなしです。

童話のようでもあるけれど切ない物語。

同じ空の下で。
同じ家の中で。
一緒にいるのに一緒じゃない。

暁の「彼は誰(かたはれ)」どき。
薄暮の「誰ぞ彼(たそがれ)」どき。
少しのあいだ交わるけれどまた離れて。

きっと空を眺めたらこのふたりのことを思い出すようになります。
夜のフクロウさんに朝のニワトリさん。
切ないけれど優しい、素敵な世界観をぜひみなさんにも。

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