穴の中で生きる者達のエログロナンセンス☆

サリサリニャーマという穴の連なりが南米にある。
一面の緑に囲まれた自然の中にポッカリと空くその穴は、今回の舞台にも似ている気がする。その深部で見えたものは……どことなく人の心の中にある『闇』へと繋がっているような感じもあって面白い。

各登場人物が放つ会話も独特でイメージが掴みやすく、特に二歳設定のわたるは、さすが異世界と言うべきか。鳥も味がある。

マンネリ化した精神を汚してくれる世界観。たまにはいかが☆

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