幽霊が人為的に作成される可能性についてのレポート

<序論>

本レポートは一般的に幽霊と称されるものが、果たして人為的に作成
されるものであるかどうかを考察したレポートである。
レポート内に書かれている内容は、基本的に実話をベースとして
作成されており、そこに恣意的な類推を挟むものではない。

幽霊と人間との関係は、見える見えないの能力にもよるが、
見えたとしても記憶されるかどうかの部分に占められる比重が大きい
その為、たとえ見えていたとしても本当にそれが幽霊であると、
認識する人間が少ないと考えられるものである。
本レポートにおいては、以上の推論を実証すべく検体の観察を
通じて幽霊の実態について取りまとめたものである。

観察する検体の女性は、数年間実社会との交わりを過不足無く
経験しており、推論にあたっての必要条件を備えたものであることを
確認済みである。

以下、本論に続く。【粕谷十朗】

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