星に手を伸ばして

夏にふさわしいキラキラとしたラブストーリーです。

本当は七夕の日に読むのが理想ですが、今からでもぜひ七夕の日の恋に、夏の煌めく恋にドキドキしてください。

田舎の離島で暮らす男子高校生の甘酸っぱい恋物語です。
何を書いてもネタバレになりそうなので、ここで多くを語れないのが残念です。
心理描写、情景描写が素晴らしく、自分が物語の世界に入り込んでいるようです。

絶対後悔させません。読んで損はさせません。
それだけは保証しますので、どうぞ本作品へとお出かけ下さい。

キラキラ、ドキドキ。
夏の恋はこうでないとね(^_-)-☆

人生とか運命の転換点

勇気を出す時
奇跡が起きる時

動かなければ何も変わらないし、奇跡が起きるとは限らないけれど、たったひとつのきっかけで人生は変わるわけで……

そのためには自分から動く勇気
そんなお話

今ちょうど甲子園で高校球児達が熱戦を繰り広げている時期ですが、こちらの作品はいわば恋の甲子園を描いたといっても過言ではない瑞々しさがあふれる秀作です。

主人公の宝は自然豊かな島で暮らす高校生。
彼の片思いの相手は、年に一度だけ島に戻ってくる年上のお姉さん。
今年こそは自分の思いを伝えようと決心する宝ですが、そんな彼に幼なじみの香里はずっと恋心を抱いていて──

どちらの恋心も、簡単に実を結ぶことはない、苦しくて切ない思い。
それでも相手にまっすぐに気持ちをぶつけていく姿は、強豪校を相手に全力でぶつかっていく高校球児の爽やかさと重なります。
そして、そんな全力が奇跡を呼ぶのも高校生ならではの…続きを読む