海外とは、ある意味「異世界」だ。

雑誌「Newton」で、異世界についての考察を読んだ事があります。

宇宙の、光のスピードで進んでも届かないほどに遠い領域は、観測が不可能なのだから、そこに「違う世界」が存在していてもおかしくない、という主旨の考察でした。

では、現世において、船や飛行機等の移動手段が発達していなかった頃の人間から見ると、海外は「異世界」なのでは? と思っていました。

そんな折、この作品ですよ……。

うん。青年海外協力隊の知識が、異世界に通用するのは、物の道理にあっていると思えます。

知識と知恵による「異世界への技術供与」、いろんな事を知れてとても面白いです。

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