人生のひと時、焦点の合わない時期と記憶の物語。

やぶにらみ=斜視についての物語。
焦点の合わないことで不思議なものが見えてしまう体質の主人公。しかし、それはとある切っ掛けで収まる。それを淡々と描いているのだが、その過程にしっかりとドラマがあって面白かった。

そして、最後の一文が素晴らしく良かった。
なんか。じーんときました!

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