ほぼ読み専です 海外SFや海外冒険小説ばかり読んでました。外こもりしてテントやハンモックで読書がしたいです。
中世のシチリア島を舞台にしたミステリです。太陽の光が降り注ぐ眩しい島のイメージとは裏腹に、ここでうごめくのは犯罪に手を染めた人間のどす黒い欲と業。底辺で暮らしてきた若者の必死で泥臭い生きざま。…続きを読む
このように物語の世界をしっかり想像させてくれる。そしてその舞台では、人間臭い欲や邪推をめぐらせる醜い面が出てくる。しかし、信仰や後悔など単純ではないところも書かれている。無駄な説明がなく詰め…続きを読む
舞台はルネサンス時代頃、シチリア。静かな語り口で泥臭くも人間臭い物語が語られていきます。 決して楽で明るいお話ではないのですが、最後がこんなに輝かしいのはなぜでしょう。読後感は個人的には「ワクワ…続きを読む
イタリアにあるシチリア島。時代は現代ではなく古い設定で描かれています。奴隷商人が普通にいる時代です。主人公であるラウロが墓荒しをするシーンから始まります。物語は進行に緊迫感があり読み耽ってしまう…続きを読む
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