「ヒト」の物語――「人」の物語

崩壊し、瓦解し、もはやかつての栄華すら感じさせない時代――ポストアポカリプスを中心とした、青年と少女の物語

総じて、陰鬱ながらもそれでいて「生」を感じる作品でありました

青年は最後まで自身に課したコードを貫き、少女は最後まで愛しき人のために抗いました

そこに、「ヒト」や「人」の区切りなどありません
彼らは確かに生きていて――彼女はこれからも旅を続けるでしょう
まだ歩める脚は残っています。まだ障害を排除する力があります。まだ――託されたコードは、途絶えていません

彼女の旅に祝福を
願わくば、そこに彼が夢見た人生が連なりますように

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