壁の向こう…無限の広さがあるのでしょう。自由と不自由の境界にある壁のように思いました。それは、自由の不安と不自由の安心、向こうへ行けるものは覚悟が必要になる。そんなお話に思えました。
『お湯ラーメン』エッセイ・実用・実話コンテスト一次予選通過作品。 『もしも刻を戻したならば…』恋愛小説コンテスト一次予選通過作品。 『BEYOND THE T…
一万五千字ってあっちゅうまなんですよ。その限られた文字数でSFなんてやろうもんなら、世界観を説明するだけで文字制限をオーバーしちゃいそうなもんなのに、この作品はストーリーまできれいにまとめあげてい…続きを読む
絶対的な未知の存在として描かれる『黒い壁』の謎に挑戦する主人公のレイワードとナインス。壁はその圧倒的な拒絶感と神秘性をもって人間の無力さを際立たせます。作中に登場するロベルトは、そんな主人公たち…続きを読む
この魅力的な冒険譚! 圧倒的世界観! きっと誰もが心躍るであろう素晴らしい作品でした!SFというジャンルに気後れされる方にこそ、是非ともご覧になっていただきたい。御作者様の見事なあらすじ紹介をそ…続きを読む
先生として生徒に語る冒頭や、作中世界の文化の転換がどこか現代社会になぞらえてある趣きが好みなんですけれども、それはさておき、恋慕や親しみといった人の感情、その強さの表れを物語は魅せます。それはタ…続きを読む
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