手の平にその小鳥をのせて、耳を澄ませたい。

タイトルから気になって訪れてみたここには
甘くてこころ踊る放課後の空気があって
でも少女の抱えているものは、軽いものじゃなくて。
彼女が奏でる演奏を、彼ならば支えられるだろうか。

私も手が小さくて(16センチ)、ピアノのオクターブが
大変だった。指がつりそうで、工夫が必要で。
でも、色々な曲に憧れて、片隅でもいいから置いてほしかった。
ああ、羽の音が聴こえてきそうだ。