日本人ならば誰でも一度はその名を耳にし、雄大な時代への畏敬と憧憬に胸を躍らせたことはある弥生時代。「女王の名」は己が命を燃やしながらも大切なもののために生き、時に雄々しく、時に気高く、時に悲しく、そ…続きを読む
この熱量。「火」を随所に取り入れた熱い描写と、冷徹なまでに傍観者となり描く作者の視点。夢中になってしまい、休日を利用し一気読みをしてしまいました。年甲斐もなく、かつて学生時代に通学バスや電車の中…続きを読む
我が国の黎明期ーー人々は定住し、稲作を始めました。やがて、彼らはクニを創り、後世につづく社会制度を築いていきます。これは、そんな時代、ヤマトと呼ばれたクニに産まれた一人のヒメミコ・サナと、彼女を護…続きを読む
確かな筆致と造詣深い考証により、奥深いストーリーに冒頭から惹き込まれてしまいます。日本史の教科書などでも登場するような、我々にとって馴染み深い単語が作中の随所にちりばめられていて、遠い時代のお話な…続きを読む
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