概要
声のない歌姫に価値はない。その日、彼女は価値を失った。
『深海より現れた歌姫《ディーヴァ》』というのが、彼女のキャッチコピーだった。
そのコピーが日の目を見るときには、彼女はもう死んだも同然だったが。
歌えない歌姫にどれだけの価値があるだろう。顔のいい女というだけなら、ほかに代わりはいくらでもいた。それは別に、彼女だけにできる特別なことではなかったからだ。
――――――――――――――――――――――――――――――
2017/04/28開催のワンライで書いた作品に加筆修正を加えたものです。
お題は @freedom_1write 様のものをお借りしました。
https://twitter.com/freedom_1write/status/857942687118274560
そのコピーが日の目を見るときには、彼女はもう死んだも同然だったが。
歌えない歌姫にどれだけの価値があるだろう。顔のいい女というだけなら、ほかに代わりはいくらでもいた。それは別に、彼女だけにできる特別なことではなかったからだ。
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2017/04/28開催のワンライで書いた作品に加筆修正を加えたものです。
お題は @freedom_1write 様のものをお借りしました。
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