思いを花びらにのせて

 花は散る。
 だけど、散るその瞬間まで、生を謳歌し、そして輝き続ける。
 いや、散ったあととて、その鮮烈な美しさは思い出として人の心に刻むだろう……

 ……
 …………
 ………………

 あれ? 私は誰の作品を読んでるんだっけ?

 と、思わず茶化してみましたが、
 この作者様、『墓尾さまシリーズ』等、猟奇を書かせたらもはやカクヨムで知らぬ人がいないという女傑作家さまでございますが、時折

 『明日へ奏でる草笛の音』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880716899

 など、心に響く作品も書かれる方です。
 今作は短編で4,000文字強。
 ネタバレにならぬよう内容は避けますが、穏やかな愛の流れを読まれたい方、是非ご一読下さい。
 出来れば、そうですね、
 陽射しの強くない朝、木々のある公園などで読まれたら……
 読後感はより一層臨場感を得られかも知れません。

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