色鮮やかにきらめく流れるような文章。儚くも美しい世界観。読むと目の奥に青い海と人魚が踊る幻想的な光景が広がるようです。悲しいお話ではありますが、最後には希望の光が広がるような、そんな優しい読後感の物語。
カクヨムの隅っこで恋愛、異世界、児童文庫、SFなどいろいろ書いてます。 《書籍化作品》 第1回野いちごジュニア文庫大賞特別賞受賞作『乙女チック同盟』が書籍化。…
核の影響で赤くなった海を青く再生させる、そんな研究員が織り成す物語。流れる文章に繊細な描写、儚さが漂う世界。作者様の作品は過去にも読ませて頂きましたが、こういう文章が本当に得意なんだなあと感心頻り…続きを読む
終末の世界、いつか起こりうるかもしれないそんな未来のお話。文字をつなぐだけでこれほどの演出が出来るのか、と驚き、広がる世界に胸が震えました。あっという間に引き込まれてしまう。絵を描くような文…続きを読む
残酷な運命を、清らかな美しさで優しく包んで、そっと読者に届けてくれた。タイトルに示された場面を、ぜひ多くの人に味わって欲しい。眩い描写に目を奪われるはずだ。……なんて、頑張ってレビューらし…続きを読む
その色はもう失われてしまったけれど、いつかきっとよみがえるのでしょう。死んでしまった海。死んでしまった彼女。けれども願いをこめたその瞬間、海は色を取り戻し、彼女の想いは人魚とひとつとなり、…続きを読む
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