白姫草子というタイトルが非常によく合う、静かで美しい物語です。淡く儚い風景がずっと浮かんでいる、そんなイメージ。最後まで、そして読後にもその余韻に浸ることができました。
玉鬘(たまかずら)えな、です。 書くこと読むこと食べることが好きです。 妖怪と和歌と粉ものを愛す者なり。 自分にしか書けないもの (自分のテイスト) を常…
読みながら「読み易く、かつ綺麗な詩的な文章だな」と思いつつも「なんか妙に物足りないな」とも感じていました。言っては何だか、特にこれといった要素が無いからだ。また、すぐに覚えるであろう違和感が終…続きを読む
読んでいて、心があらわれるような作品です。病院で死について語られる作品なのに、静かで、穏やかで、優しさに満ちています。 終わり方、最後の一行まで愛おしいと思える一作。 そしてその雰囲気を生み出…続きを読む
誰も悪人がいない、優しいお話。死神さんいい人。
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