君への想いを勇気に変えて

ある日、久しぶりに馴染みの水族館を訪れた主人公はると。しかしそこで彼は、あり得ない光景、『水槽の中を泳ぐ人魚』を目撃します。
物語はそんな不思議な幕開けで、冒頭からもう、どうなるんだろうとワクワクして目が離せません。

彼女はいったい何者なのか?
なぜ水槽に現れるのか?

彼女を見つけてからのはるとの心の成長もまた、この物語の素敵なところ。

温かくじーんとして、とても心打たれるラスト。
美しい描写にうっとりして、心地好い読後感に浸ってください。

その他のおすすめレビュー

平原佑記さんの他のおすすめレビュー65