何も言えない。美しい、とだけしか。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
短編小説はときに長編小説を凌ぐほどのエネルギーを含む場合がある。短編であるがゆえに情報が少なく、それまでの経緯、物語のあとの気配はすべて描写されない。だからこそ、その短編の背後には広大な世界が広が…続きを読む
新撰組の最前線から退かざるを得なかった頃の剣の達人、沖田宗司と、その身を案じるひとりの京女の織りなす「美味しい話」です。病魔すら意に介さずに、ひょうひょうとやつれていく沖田と、やきもきしながらそ…続きを読む
動乱の時代、病弱な剣士にかいがいしく世話をする女の子。 歴史ものに、いじらしさと悔しさ、それに血の滲むような想いが伝わってくる一作です。 (ふーふーしてあげればいいのに……(-_-).。o○0〇
相手を想う気持ちが如実に感じられる巧みな文体、読み進めるうちにせつなさが込み上げて来ます。内容のネタバレを避けたいので明確には書きませんが、食事シーンの二言と最後の一言が心にグッと来ました。短…続きを読む
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