『惨敗クッキング』と言うタイトルのパワーワード感!

 テレレッテテテテー テレレッテテテテー テレレテテレテレレテテッテテー
 はい、そんなわけで、博士と助手の惨敗クッキングです。
 この物語は、概要にあるとおり、料理に挑戦する博士と助手の奮闘の物語です。

 薪と木屑と、金属板(!?)。マッチを手にとって料理の準備はバッチリです。
 完全無欠の準備が出来たと、かまどで料理を始める二人。

 しかし、この二人が虚勢を張って頑張る姿は、かわいくて笑えて二度美味しい光景ですね!
 火が怖いのは相変わらずで、『決して、驚いたから落ちたのではなく、自分から落としたのです。』(本文より引用)とマッチを落としたことに対して強がるのは笑いました。

 そして、この用意した金属板がくせもの!
 なんでも、火をそれで隠せば怖くないという、必勝の策のようです。
 が、その結果は果たしてどうなるのか……

 ごくり。
 そんなわけで、惨敗クッキングと言う名のパワーワード感満載のこの物語は、笑えて、かわいく、それでいてしょんぼりするような、とても面白いSSです。

 二人のポンコツ具合に、今すぐ料理を作って振舞ってあげたくなる、そんな気持ちすら芽生えるこのSS。

 どうぞ読んでみてください。