回覧板を届けにとなりの異世界まで

作者 赤井ケイト

6

2人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

 紹介させていただきます!
田舎の村が異世界の村と繋がっている不思議な雰囲気を持つファンタジー、『回覧板を届けにとなりの異世界まで』です。
 キャラクターの個性が魅力的に描かれた、素敵な作品となっております。

 この物語は、都会の悪い部分に疲れてきってしまった男性、種一裕太(たねいち ゆうた)が主人公です。
 故郷である田舎果村(いなかはてむら)に帰ってきた彼でしたが、この田舎果村が不思議。
 なんと、田舎果村は異世界にある、とある国の辺境にあるフォレストン村と交流があると言う、なんとも不思議な村だったのです。

 隣の村が異世界の村。故郷でありますから、当然、昔なじみの幼馴染が異世界に住んでいたりします。
 が、この幼馴染はなんと獣人。
『けもの女子』が好きな愛好の士の皆さん、どうぞご注目ください。
 この獣人幼馴染の女の子、フィオナがすごいカワイイです。

 作中の描写も丁寧で……ちょっとだけその描写を引用させていただきます。
 
『色艶の良い彼女の茶色い髪が、頭の上に生えた耳と一緒に、柔らかそうに揺れた。
 彼女の耳はいつも垂れており、それが子犬のようで可愛い。』
※第1話より引用

 登場のシーンからこの描写です。
 他にも、「ピスピスと鼻を鳴らして笑う」「毎朝ブラッシングを欠かさない彼女自慢の長い尻尾が、今はくるりと膝の上にのせられている」等、個人的にはたまらない描写の数々で、なんと言うか心をやられてしまいました(笑)
 しかもこれで仲の良い幼馴染の女の子だと言うのが、たまらないです。
 さらに言うと、この子、異世界の村でカフェをやってます。
 獣人、幼馴染、カフェと言う三連コンボです。

 ……なんだかフィオナ嬢だけのことに、このレビューを埋めてしまうのは申し訳ないので、この素敵な幼馴染に関してはこの辺にしておきます。

 さて、物語的には、都会に疲れた男性… 続きを読む