手に汗にぎる、ゲーム体験!

主人公の青年は、プロのゲーマーだった。
しかし、プロといっても日本ランクは10位、世界ランクは31位。さほど、注目されている選手ではない。

そんなとき、世界の祭典、ゴリンピックでゲームが公式種目になるという。

ゴリンピック選手になれば、いいスポンサーもついて生活がよくなる!と期待する主人公は、勇んでゴリンピック選考会に臨むのだが…。


仲間の強さと、主人公の機転。それを駆使してゴリンピックを駆け抜けていく様は、ゲームにあまり知識のない私のような読者にも、手に汗握らせ、先の読めない展開にハラハラしっぱなしでした。

また、リアルには存在しないゲームを、スムーズに脳内にイメージさせる描写力はさすがとしか言いようがありません。

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