桜が咲いて散るのと合わせて、二人の愛の変化が書かれていて、面白かったです。これからハナはテツとどうするのか。そこを敢えて書かないことで、読む側の想像が広まりました。素敵なお話でした!
仲井隼星(なかい しゅんせい)と申します。 初期に登録して、今はほぼ放置している状態です。
花はよく、女性に例えられます。可憐で美しい、華やかな姿は確かに女性っぽい。でも、生物学で考えると、着飾るのは圧倒的に雄の方なんですよね。アピールして雌を惹きつける。惹きつけないと子孫が残せない。…続きを読む
桜の散り様、「死」を嫌悪しながらも「毎年同じように咲く」と評する主人公に、ラストシーン直前までの矛盾、葛藤があらわれているようで、私的にはまさに「もののあはれ」という感じでした。 潰れてしまった…続きを読む
青春時代の恋愛は、甘いだけでよかったかもしれない。トラブルがあったとしても、すこし酸っぱくなるだけのこと。甘酸っぱい思い出だ。大人になるとそうもいかない。苦いことも、辛いこともある。重い…続きを読む
青年に惹かれる、私。彼は芸術的才能を持った孤高の人でした。桜の舞う下で、彼は言う。「俺と、付き合ってみたら?」その彼の言葉で始まるさりげない恋愛。そうして始まった恋は、私をしだいに夢中にさ…続きを読む
もっと見る