概要
醤油を愛するすべての人たちへ
寿司にはちょっとだけ醤油をつけるのが作法らしいが、醤油好きとしてはそんなもんでは物足りない。高血圧も腎臓病も恐れず、醤油を愛する男の寿司屋での話。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!どんな旨い寿司でもこれがなければ。寿司の本質を引き出す作品。
どんなに美味しい寿司でもやはり生の魚。その味わいは淡泊で、脂の濃いネタはしつこく感じるもの。
その旨さを十二分に引き出す真の主役こそが醤油。
その歴史は古く、一説には明治時代にようやく製造出荷が本格化されたとか。
種類も地域性を反映して、冬が長く保存食品を常備することが必須の東北地方のものは、全体的に塩分が高め。
長崎をはじめとした九州は、砂糖が輸入できて料理に砂糖を使うことが多いため醤油も甘いのだとか。
作者さんが在住する東海地方は、刺し身が安価で手に入るため(羨ましい)醤油文化も旨味、塩分両方に特化したものやブレンドしたのも多いのだとか。
閑話休題、タイトルにもある、なぜ…続きを読む