概要
「スイッチを予約してきた!」先輩は興奮気味に、ぼくに語った。
「スイッチを予約して来た!」先輩は興奮気味に、ぼくに語った。
ぼくはゲームなんかやらない。だから、新しいゲーム機に興味を持つ先輩の気持ちもわからない。
「ゲームを予約するってのは、希望を買うってことなんだよ」
先輩は、意味のわからない自論を騙り始める……
ぼくはゲームなんかやらない。だから、新しいゲーム機に興味を持つ先輩の気持ちもわからない。
「ゲームを予約するってのは、希望を買うってことなんだよ」
先輩は、意味のわからない自論を騙り始める……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!わかる! そのプレゼント、めっちゃ嬉しいやつ!
大学のゲームサークルでは異色の「僕」は恋心を抱いている。
意中の人、ゲーム大好きな相原先輩の誕生日はもう目の前で、
「ギャルゲーの男友達ポジション」なマッチョ先輩に手伝われつつ
アキバをさまよって、ついに最適なプレゼントを思い付いた。
ゲームソフトを予約したときのワクワク感、
朝イチでそれを受け取りに走った思い出、
気の合うゲーム仲間とワイワイやる楽しさ、
誕生日にゲーム内のアイテムやポケモンを贈ったこと。
いろいろ思い出しながら、とても楽しんで読んだ。
ひねくれているようでピュアな「僕」がかわいい。
こういう後輩、めっちゃいじり倒したくなるのもすごくわかる。
作中の空気に大学時代の音ゲ…続きを読む