「利他」行き着く所、即ち「利自」なり

人を生かす事が、最終的には自らを生かす事になる事を説いた、とても素晴らしい評論です。

世の中は基本的に「互助の拡大」によって成り立っています。
人を助け、そしてその結果、それ故に人に助けられる。
人を生かす事は、究極的には自らの便益を生み出す種になる訳です。

作品を読んで欲しいのならば、誰かの作品を必ず読む事。
読んで、読まれて、読み返されて、そうやって紡いだ絆が力量になる。
本作は作家としての実力を付けたい方に、本当にお薦めだと思います。
ぜひ、ご一読を!

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