縦糸と横糸。縦横の二面性に絡め取られる

世界を覆う現状と打破すべき困難。
そしてそこに放り出される主人公の複雑な感情。

短編でありながら、それら全ての推移がスムーズかつ、巧みに描かれている作品であり、見所に感じました。

特に絶望的な状況と暗鬱とした感情から解き放たれる後半の怒濤のカタルシスは必見です。何か得体の知れないものをぶっ飛ばしたいときにピッタリの作品です!

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