甘酸っぱいけど、爽やかな作品

瀬戸内海に面したレモン畑が目に浮かぶようです。
ゆったり流れる情景に、営業、農業、人間関係が生き生きと描かれています。

中学時代の同級生と再会した主人公。
気まずさと、一緒に仕事をしようとする前向きさと、若さ故の爽やかさに、共感したくなり、うらやましくもあります。

また、ストーリーの軸となる“小道具”、レモンの存在が、作品の良い刺激となっています。
レモンのような甘酸っぱさと爽やかさを感じさせる作品、これからの季節にもぴったりではないでしょうか?
皆様も是非、ご一読を!

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