静かに壊れていくもの。

日常の反復を過ごしていくうちに、日常を支えようと機械のように過ごすうちに、何かが壊れ、失われ、もう二度ともとにはもどらない。
そんなどこにでもありそうな夫婦の物語を、たんたんとクールに、かつソリッドに描いた名作です。

結末にどうしようもない悲しみを感じました。