少年はその日、黄金の運命に導かれた

第三次世界大戦後、既に軌道エレベーターもスペースコロニーも月面都市も実現しているロボットアニメのようでありながら、ロボットだけが存在しない世界。

それこそが、今作の舞台です。
現代が過去となった舞台設定は凝りに凝ってます。現在存在する国々が合わさった四大国が鎬を削る地球。しかも、それがどこか絵空事ではないリアリティがあります。

さて、そんな世界で生きる主人公アキラはスペースコロニーに住む、ゲームが得意なことを除けば、ごく普通の少年でした。
ロボット操縦ゲームの世界大会(大会はオンライン上で開催されました)で優勝したアキラは、ある日、決勝戦で戦いあったカグヤとリアルで会うことになりました。

しかし、それは戦乱の時代の幕開けだったのです。
突如としてスペースコロニーを襲う謎のロボット。

そして、少年は黄金の運命に導かれ、黄金の獅子を胸に誇るロボット、オーラムと再会します。そう、オーラムこそが、彼のゲーム上の乗機だったのです。

何故、オーラムが実在するのか。そして、何故、スペースコロニーは襲撃を受けたのか。
胸の獅子の咆哮が示す真実とは?

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