異界の大怪獣リュウギ -幻想世界に転移した獣-《「人外な転生物語」作品》

作者 ミレニあん

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★★★ Excellent!!!

自分以外は全て敵という荒れ果てた世界で、無限の闘争を続けていた怪獣・龍巍。だが、ある戦いの最中、龍巍は地面に呑み込まれ、気が付くと全く別の世界にいた。

そこは竜と人間が共存する世界。龍巍は自分に何が起こったかわからないまま、ただ敵を求めてさまよう。だがそこで彼を待っていたのは、敵ではなく竜と人間のハーフの少女・ジーナとの出会いだった。

この龍巍、怪獣だけあって圧倒的に強い。異世界の竜が火を噴き毒液を吐こうとも、ものともせずに圧倒的な力で蹂躙していく。この傍若無人な姿こそまさに怪獣だ!

しかし別に彼は戦いを楽しんでいるというわけではない。ただ他の生き方を知らないだけなのだ。そんな彼に対してジーナはこの世界で暮らすためにいろいろなことを教え込もうとするのだが……。

果たして彼女の想いは龍巍に届くのか、この世界とはかけ離れた存在である龍巍は自分の生きる意味を見つけることができるのか。

怪獣の異世界転移という大胆な設定とは裏腹に、一頭の怪獣の生き様を丁寧に描く異色のファンタジーだ!

(「人外な転生物語」4選/文=柿崎 憲)

★★★ Excellent!!!

異世界に怪獣が出る。
これだけで心が躍る。

荒れ狂う暴力、破壊、災厄……!
それはもちろんあった。

でも、本当に大事だったのは、主人公とヒロインのドラマだった。
ふたりが育んだものが、その結末が、本当に素晴らしいものだった。
悲劇もあったけれど、それでもこれは生命賛歌だと、私は胸を張って言える。

素敵な作品に、心からの賛美を。

★★★ Excellent!!!

 全てを敵と見做し、破壊衝動のみに突き動かされて来た怪獣・リュウギ。彼の運命は、ワイバーンをはじめとするドラゴンが跋扈する異世界に転移されたことで、大きな唸りを迎えることになる。
 そこで出会った人ならざる少女との触れ合いや、人々の心に触れ――リュウギの中に、かつてない「感情」が芽生えようとしていた。
 そして、彼の前に破壊と災厄が訪れる時。その全てを穿つ真の「怪獣」が、咆哮と共に顕現する。

 「異世界に怪獣が転移する」という今までにない切り口で描かれる、怪獣バトルアクションファンタジー。怪獣愛に溢れるミレニあん先生が描き出す、全く新しい「怪獣」の概念をご覧ください。

★★★ Excellent!!!

様々な怪獣への愛を込めたミレニあん先生が書く異世界もの!
当然、フツーの異世界ものではありません。異世界転移は異世界転移でも、冴えない少年ではなく、怪獣!
そう、ドラゴンとワームとワイバーン、それに人が生きるファンタジー世界に、圧倒的存在の権化が転移するのです。
こんなの、面白くないわけがありません。
特に怪獣好きやちょっと異世界ものに飽き始めた方に読んでいただきたい!

★★★ Excellent!!!

 混沌とした闇の中で、敵意だけを行使してきた怪獣が主人公。姿も形も異形の彼が、不思議な感覚へと吸い込まれた先は…なんと、異世界!?そして、自分も人間の姿を手に入れた!?鍵を握る謎の少女との、奇妙な旅が始まる!怪獣から人間へ、そして殺意の塊だった彼は内面も変わってゆくのか…!?期待作です!