このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(436文字)
人の恨みに、お化けの怨み。恐いことが多いけれど、それだけじゃないんですね。丁寧な描写に主人公の回想や心情が上手く解け合っていて、世界観をリアルに想像できました。最後。雨上がりの水溜まりの景色を描かれたことで、現実の中の非現実という小説らしい終りかたにも、色々な意味で感動しました。ありがとうございました。
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