滑稽だけど真剣! ガチだからこそ面白い、ファンタジー経済サスペンスコメ

ファンタジーっていうのは、現実世界の構造を子供にもわかりやすく模式化、記号化したもの、という側面を持っています。

そうした創作物から、世の中の仕組みを楽しく学んでいくんですね。


そういう意味において、この作品は極めて上質なファンタジーであるといえます。

やっていることはコメディですし、いかにもゲームファンタジーなご都合主義的な設定が、却って恐ろしく、効果的に機能しており、登場人物たちは極めて真剣。「シャレにならなさ」が滑稽さを生む、落語のような優れたエンタメ性と社会性のある作品になっています。

これ、書籍化して学校の図書館とかに入れたらいいんじゃないかな。

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最終話読了。
これはきっとあれですね、共通統一通貨を作って経済の安定をはかったりするんでしょうね。

金本位主義ならぬ、スライム本位主義とかでw

エキサイティングな話でした!

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