概要
別府観光の父と呼ばれた男
百年ほど前、別府観光に尽力した実業家・油屋熊八をご紹介します。
別府駅前には、子鬼を連れてバンザイをしているコミカルなおじさんの銅像があります。
それが、油屋熊八。
彼の規格外のアイデアと行動力。おもてなしの精神。そして、名前を知って頂きたいと思い書きました。
「生きてるだけで丸もうけ」彼の名言でもあります。
別府駅前には、子鬼を連れてバンザイをしているコミカルなおじさんの銅像があります。
それが、油屋熊八。
彼の規格外のアイデアと行動力。おもてなしの精神。そして、名前を知って頂きたいと思い書きました。
「生きてるだけで丸もうけ」彼の名言でもあります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ちょっと変わった別府の顔をご紹介します。
人生における災難を二つ同時に経験した主人公。そんな彼に不思議な旅行会社のスタッフが提案した旅行先は別府だった──
なぜ彼に別府を、油屋熊八を紹介したのか?
それは彼の不屈の精神とバイタリティに触れれば、些細な挫折など十分乗り越えられるものだと感じられるからなのでしょう。
Wikipediaによると、彼は別府の観光地としての発展のために私財を投げ打ち多額の負債があったため、没後には経営していた旅館やバス会社が売却されたそうです。
観光というのは、地域にとっては外貨を生み出すドル箱のような産業です。
天下の回りものを外から持ってくることができて、中が潤う。
今では当たり前になった考え方を彼は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!おもてなしの原点ここにあり。別府愛に満ちた油屋熊八の生きざまを見よっ。
「生きているだけで、丸もうけ」――。どこかで聞いたことがある言葉だったのですが、油屋熊八という方が仰った言葉だったのですね(へー、へー。トリビアの泉風)。
そして別府が有名になった理由では、その油屋熊八の奇想天外な方法が紹介されるのですが……この人、ものすごい行動力です。全身別府愛でできているのかというくらい。カクヨムでもこれくらいの行動力があれば、読者も飛躍的に伸びそうですね。
いや、無理ですけどね。
珍しい切り口の街コン参加作品で、読んでいて思わず笑みを浮かべます。(ミライちゃんも可愛いんだろうなぁ。どこの旅行代理店にいるんだろ)
そして、落ちもうまいっ! よっ座布団、千…続きを読む