離ればなれになる事が定められた二人が向かった天孫降臨の地。夜明けの冴えた空気、幻想的な光、二人の息遣いすら聞こえそうな美しいシーン。ほっとできるようなハートウォーミングなストーリーです。
世知辛い世の中を這いつくばって生きる変温動物的なにか
タイトルの『天孫降臨の地』である高千穂を含む宮崎が舞台の物語。恋人同士の高校生ふたりの物語です。宮崎弁で進むふたりの会話。高校生らしい迷いや焦り。そして神話の地、高千穂から始まる物語とは…続きを読む
光のなか交わされた誓いを、忘れることはないのでしょうか。人生は一瞬で、光の速度で過ぎ去っていきます。志峰と宜脩。運命に引き裂かれることが決まっている二人の誓いは、切なく、しかし地方の言葉が巧み…続きを読む
宮崎での恋愛模様を描いた作品です。まず何がいいかというと、僕の思い出の地だったのでそれだけで星3つです(笑)というのは、冗談で、きちんと方言を使っていること、宮崎の畜産業が盛んなことを書いて…続きを読む
この爽やかな読後感、本当に素敵です。高校生というまだ完全に大人になりきらない年頃でありながら、自分自身をしっかりと持つ志峰と宜脩。その志を揺るがすことなく、自分にとって大切なものを迷わずに選び取っ…続きを読む
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