圧倒的。人生で読んで良かった話ランキングに間違いなく入る。

是非、タイトルにつられて軽い気持ちで読み始めてぐいぐい引き込まれて自分のように感動しながら一気読みしてほしい作品です。

主人公の内面の描写、浮かび上がる光景、状況、物語の構成、展開、全てが自分にとって感動的でした。

前半は、同世代の普通という世界に対して透明な壁を一枚隔てている感覚や、体に頭が負けている切ない背徳感にヒリヒリと共感しながら読みました。文書がすごく良くて、気分がすーっと入ってきます。

徐々に時間が進んでいって自分をどうしたらいいのかわからなくなる気持ちには、何度も一緒に苦しみました。

終業式以降の主人公の気持ちや人生への態度の変化には、ものすごい読後感と狭い自分の意識の世界を出ていけという、迷い、不安だけど力強い、青春小説の全てとも言える人への愛とエールを感じてプルプルしてしまいました。涙。

ありがとうしか言えない。この作品に出会えて良かったです!

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