本当に心に響きました。小説を読んで泣いたのは久しぶりです。最後まで読んでしまうのが惜しくて、でも次の展開が知りたくて、心の葛藤がまた苦しくて心地よいお話です。このお話に出会えたことに感謝します!
BL物を初めて読みました。結婚の観点ではドン詰まり感があって、それが山場となり、自分の日常生活に本の少しの想像力を加えると、何となく物語を創作できちゃうんじゃなかろうか。最初は舐めて読んでました…続きを読む
本当に、軽い気持ちで読み始めたのだ。しかしすぐに自分の傲慢さに気付き、ゆっくりゆっくり、言葉を噛み砕くように読んでゆく。これは同性愛男子の青春ものだけではない。全ての人間が通る(私にとっては通…続きを読む
これはいわゆるBL小説ではない。性欲や「萌え」のような情動は、大なり小なり「ファンタジー」によって成立している。純くんのマコトさんに対する感情には、「年上好き」などの、ある種の情報によって基礎…続きを読む
私は他人への関心がどうにも希薄なところがあって、人に寄り添うような気持ちになれることは悲しいかな数少ないんです。それは対人関係だけでなくあらゆる作品に対しても同じで、だから、この作品に出会って涙が…続きを読む
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