まず文章が、読みやすいです。一人称でありながら、情景があざやかに浮かんできます。物語の状況と、人物の感情がするすると想像できるので、最後まで飽きることなく読み進めることが出来ました。また、ラストのちょっとしたタネ明かしも、ストーリーに書かれていない「これから」を想像できるスパイスとなっていて、読み手として嬉しいラストでした。面白かったです!
狐の嫁入りには、恐いイメージがありました。幼い頃、叔父が話して聞かせてくれた体験がもとです。飲んだ夜。どんなに家に帰ろうとしても帰ることが叶わず、身体を擦り傷だらけにして明け方ようやく帰ること…続きを読む
彼女の可愛らしさといい、小説の切なさといい…かといって、最後の最後まで希望を絶やさない巧みな締め。最高です。途中、主人公の招待に気付いた私でしたが…そんなのは関係ありません。とにかく本当にラス…続きを読む
多彩な語彙によって紡がれる、懐かしくもある原色の風景。切ない情景から、一気に盛り上がるラストまで、大変楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
夕方のお祭りの雰囲気がすごく伝わってきました。主人公とヒロインの可愛らしいやりとりが素晴らしい。お祭りで買った物が物語の中でそれぞれ役に立っていたのも凄かったです。
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