この書き手は、本当の怖さを知っておられますぜ!

わずか、七七七文字で構成された今作。
概要に「これ以上怖い話は書けない――」とあり、興味津々で読みはじまえると……鉄槌で後頭部を打ち砕かれたかのような衝撃を受けました。
読了後、胸に去来するのは間違いなく「怖さ」でした。
オカルトやホラーの怖さではありません。いや、比較にならない怖さを味わってしまいました。

この分量だからこそ、読み終えた後にアッと口を開いたまま、しばらく身じろぎすらできないと思います。

このような短編に出会えたことを、感謝しております。
ありがとうございます!

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