猫と苺なんて組み合わせは、そもそも相容れぬような気もする。虚構…現実…。いや…たぶん現実。でも日の当たる場所ではない…。視えてるけど、行けない場所、そんな場所の小さな話。
『お湯ラーメン』エッセイ・実用・実話コンテスト一次予選通過作品。 『もしも刻を戻したならば…』恋愛小説コンテスト一次予選通過作品。 『BEYOND THE T…
現実を煙に巻いて、白昼夢を生きる。殺し屋というモチーフを使った心情小説に感じました。現実感はあるのに、ふわふわとした夢のような語り。それが現実で何が悪い?物語に引き込まれたのは、そこに大切な…続きを読む
殺人業を生業とする組織の一員である、主人公の女性。同僚の男性が組織を裏切ったことから幕があきます。登場する役者(キャラクターというよりも、しっくりきます)たちは誰もが何かを抱えて生きているという…続きを読む
この作品を最後まで読んではじめて立ち上がる、絵画のような情景。何かを説得するでもなく、幸福感を追い求めるでもなく…ただ淡々と、主人公の目の前に起こる出来事が並ぶ。そして…最後に立ち上がる絵は、強…続きを読む
ゆらゆらとした陽炎の向こうに物語が見えているようで、見えそうで見えない感覚が「殺し屋」のいるような世界にぴったりだった。実体のない人たちが、本当の心もどこかに置き去りにして生きている。いや、生きて…続きを読む
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