アカデミアカップリングのダークサイドを大きく誇張してあります

リアルの科学業界を知る人間にとっては恐ろしい話でした。いやあくまでも誇張なのはわかってるのですけども…けれども…!主要登場人物、全員が全員アカデミズムの闇を上手く具現化していて、読んでいて胸が締め付けられる思いでした。

ちなみに科学者の男女比率は、理系全般でいうと 生物>化学>>物理 でしょうか。各分野の中でも専門ごとに大きな開きがあるので何とも言えませんが。
ただし海外、特に欧州では日本ほど酷い男女比率の乖離はない気がします。主人公もオオタカの研究のために博士過程で思い切って海外の大学院に行けばこんなことには…(?)

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