居場所を失った研究者が世界に反撃するお話

研究者は、そうでない人と比べ明らかに偏りを持った人たちであるーーかつて研究の世界に関わった私はそう思っています。彼らの偏りは世界にとっては珍しくて、時にそれが大きな利益をもたらしますし、逆にそれを世界が毒と感じれば排除されてしまうマイノリティなのです。このお話はそんな偏りを持った人たちが世界に一度排除され、居場所を失っても諦めずに居場所を創ろうとするお話ーーなんじゃないかな〜と最新話までみて思っております。

細かな専門用語がありますが1話1話がテンポよく読めるので研究者の方や先の紹介文に興味を持たれた方にオススメです。

期待する点は彼らが創っている居場所はどうなるのか、そして世界に反撃はできるのかを見届けたいです。続きを楽しみにしております。

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